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特別棟の獣
第20章 旅行前

「ちょ…、吏生」

「んー?」

「何してるの…」

「聞かなくても分かるでしょ?」


吏生の性欲が落ち着く日って来るのかな…と考えてしまうくらい毎日抱かれている。


今だって蕩けるような甘いキスをしながら服の上から私の胸を揉んでいる。


「あ、吏生っ……」

「ベッドがいい?」


まぁ、するなら……と思い、小さく頷くと吏生の口角が少し上がったような気がした。


いつものように私をお姫様抱っこで寝室まで運び、優しくベッドに下ろす。


「百合最近ずっとガイドブックばっかで俺のこと放置してたから今日は好きにさせてもらうよ?」

「え…」

「大丈夫、痛いことはしないし、百合は気持ちいいだけだから」


なんだか不安で仕方ないけど…

何をするんだろうと思っていたら、吏生の手にはネクタイが握られていた。

それも2本。


「なんでネクタイ持ってるの?」

「いつ使おうかな〜って思って置いといたんだよね。じっとしてて」


言われるがままじっとしていると、そのネクタイで両目を覆われた。

所謂、目隠しってやつだと思う。
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