この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
特別棟の獣
第21章 北海道旅行①
露天風呂に入ってみると、そこから見える景色が凄く綺麗なことに気がついた。
薄暗くなった街並みには明かりが灯って、その先に見える海が広々としている。
歩き回って疲れていた足も、温泉のおかげですーっと消えていった。
「百合、景色に夢中で俺のこと忘れてない?」
………いつ入ってきたの。
そう思うくらい私は外の景色を満喫していた。
「そんな事ないよ…」
忘れてたわけじゃない。
なのに……
「嘘、俺が露天風呂に入ったの気づかなかったくせに」
そう言って吏生は私を後ろから抱き締めて胸を揉みだす。
「ちょっ……、吏生っ」
「ん?」
「お風呂ではやめようよ…」
「布団でならいいの?」
えっ……
まぁ確かにここでするよりマシだけど…
「百合こっち向いて」
身体ごとは恥ずかしくて顔だけ吏生に向けると直ぐに唇を塞がれた。
「んっ……、」
「可愛い」
何度も角度を変えてキスをされる度に身体が火照って、これが吏生のせいなのか温泉のせいなのか分からない。
薄暗くなった街並みには明かりが灯って、その先に見える海が広々としている。
歩き回って疲れていた足も、温泉のおかげですーっと消えていった。
「百合、景色に夢中で俺のこと忘れてない?」
………いつ入ってきたの。
そう思うくらい私は外の景色を満喫していた。
「そんな事ないよ…」
忘れてたわけじゃない。
なのに……
「嘘、俺が露天風呂に入ったの気づかなかったくせに」
そう言って吏生は私を後ろから抱き締めて胸を揉みだす。
「ちょっ……、吏生っ」
「ん?」
「お風呂ではやめようよ…」
「布団でならいいの?」
えっ……
まぁ確かにここでするよりマシだけど…
「百合こっち向いて」
身体ごとは恥ずかしくて顔だけ吏生に向けると直ぐに唇を塞がれた。
「んっ……、」
「可愛い」
何度も角度を変えてキスをされる度に身体が火照って、これが吏生のせいなのか温泉のせいなのか分からない。