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特別棟の獣
第21章 北海道旅行①
「ここに手ついて」


吏生に誘導されるがまま、露天風呂の縁に両手を置いた。


すると、硬く反り返った吏生のモノが股の間に入ってくるのが分かる。


これはまずい…

こんな所でする訳にはいかない。


「吏生、待っ───あぁッ!」


左手で吏生の身体を押し返そうとしたのに、その腕を掴まれて私の中を吏生が貫いた。


「バック久しぶりだね、百合の中、凄い締まる…っ」


いつもと違うところを突かれて、その刺激に下半身が痙攣しだしてしまう。

律動が始まって声を押し殺して下を向いていると、後ろから顎を掴まれてクイッと前を向かされた。


「ほら、せっかく来たんだから景色も楽しまないと」


そんなの、見てる余裕なんて1ミリもないのに…


「声我慢して偉いね、もう少し頑張って」


私の腕を離して、腰を掴まれたと思ったら激しく腰を打ち付けられ、もう声を我慢するとか考える余裕さえも無くなった。


「んあっ!!吏生っ、激しくしな…ぃで…ッ!」

「こら、声大きいって…」

「だって…あっ!ダメっ…止めてっ…!」

「気持ち良すぎて止まんないよ、百合の中どうなってんの?」


もう駄目だ……

目の前がチカチカしてきて、足もガクガク震えてる。


「吏生…っ、イッちゃう…、んっ…!」

「いいよっ、俺もイキそう」

「イクッ……、んあぁあッ!!」

「くっ……、凄い締め付け…っ」

「止まって!あぁッ!!可笑しくなる…ッ」

「百合っ、イクよ」


最後はより激しく腰を打ち付けられて、全身の力が抜けた。

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