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特別棟の獣
第3章 お気に入り
お昼ご飯を食べながら來は吏生さんの事…というか大学内での事を色々教えてくれた。


まず、吏生さんの親戚が大学の理事長をしているということ。

今は使われなくなった特別棟は吏生さんのお陰で3人が使っているということ。


そもそも理事長の親戚だからって特別棟を家のように使っていること自体どうかと思う…。


「あの特別棟は吏生さんを含めて3人しか入れないのは暗黙のルールな」

「え…?」

「何、入った?」

「あ、うん。吏生さんに連れてかれたから…」

「それなら問題ない。俺らが連れてくる時は大丈夫」


本当に意味がわからないけど、とりあえず特別棟には近づかないようにしよう。

特別棟に來がいたって事はあと一人は誰だろう。

その人にも近づかないようにしなきゃ…


「もう1人って誰……?」

「蒼(あおい)さん。本当に何も知らないんだな」

「勉強しに来るだけなのにそんな事知るわけないでしょ」

「この大学は吏生さん目当ての女が殆どだぞ」

「……………どうでもいい」


その女の人達は何しに大学に来たの…

吏生さんと寝たいが為に受験するって可笑しい。



「つか、昨日吏生さんの部屋にいたのって百合?」

「…………」

「お前いい声で啼くな」

「最低……」

「月曜日俺の部屋来いよ」

「死んでも嫌」

「つか首のキスマって吏生さんの?」


すっかり忘れてた…

昨日吏生さんにキスマーク付けられたんだった…
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