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特別棟の獣
第4章 侵食されていくカラダ
「可愛すぎ、ずっと掴んでていいからね」
耳元で囁かれる言葉と息が私の身体を熱くさせた。
ベッドに下ろされると、吏生さんは私に覆いかぶさって啄むようなキスを繰り返し、それは次第に深くなっていった。
「んんっ……あっ……んぅっ…」
どんどん息ができなくなって苦しくなってくる。
キスに集中しすぎていて、気づけば下着だけの姿にされてしまっていた。
舌が激しく絡み合って上手く息ができない……
逃げようとしても吏生さんの手が私の後頭部を抑えていてそれを許してくれない。
息を吸うために少し顔を角度を変えると、ピタッと吏生さんの動きが止まって唇が離れた。
「それどこで覚えたの?」
息を整えている私に問いかけてくるその声はいつもより冷たい。
それってなんの事…?
「もしかして誰かに抱かれた?」
何を言ってるの…?
大学内ではずっと吏生さんが付き纏ってくるからそんな事をする時間もないのは分かってるはずだし、それ以外は家にいる事が多いのを知ってるはずなのに。
小さく首を振ると「じゃあさっきのは無意識?」と顔を覗き込んでくる。
耳元で囁かれる言葉と息が私の身体を熱くさせた。
ベッドに下ろされると、吏生さんは私に覆いかぶさって啄むようなキスを繰り返し、それは次第に深くなっていった。
「んんっ……あっ……んぅっ…」
どんどん息ができなくなって苦しくなってくる。
キスに集中しすぎていて、気づけば下着だけの姿にされてしまっていた。
舌が激しく絡み合って上手く息ができない……
逃げようとしても吏生さんの手が私の後頭部を抑えていてそれを許してくれない。
息を吸うために少し顔を角度を変えると、ピタッと吏生さんの動きが止まって唇が離れた。
「それどこで覚えたの?」
息を整えている私に問いかけてくるその声はいつもより冷たい。
それってなんの事…?
「もしかして誰かに抱かれた?」
何を言ってるの…?
大学内ではずっと吏生さんが付き纏ってくるからそんな事をする時間もないのは分かってるはずだし、それ以外は家にいる事が多いのを知ってるはずなのに。
小さく首を振ると「じゃあさっきのは無意識?」と顔を覗き込んでくる。