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特別棟の獣
第4章 侵食されていくカラダ
確かに來にキスされたけど、怒られること…?
冷たい目で見下ろされ、少し怖い…
私は彼女でもないのに……
「誰かにキスの仕方、仕込まれた?」
「違……あぁっ!!」
ブラをずらされたと思えば、胸の先端を指先でキツく摘まれた。
「早く言って。誰にされた?」
「あッ……おねが、い……やめっ…んんッ!」
「痛くされて感じちゃうの?」
「やだっ……やめて!」
身体を捩っても足で身体を挟まれていて身動きが取れないから、吏生さんの身体を押し返すけど、両腕も頭の上で括られてなんの抵抗もできなくなってしまった。
動けないことで恐怖が……
「嫌ッ……うっ…」
「泣かないでよ。ほら、早く教えて」
「なに、を…」
「誰に抱かれた?」
何を言ってるの…?
私は誰にも……………
涙がボロボロと溢れ出るし、胸の愛撫が止まらないから上手く喋ることすらできない。