この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
特別棟の獣
第5章 独占欲と嫉妬

「いつまでいんの?早く出てってほしいんだけど」

「起きたら出てくって」


今すぐ出ていってほしいんだけどね。

ゆっくり寝顔を眺めてたかったのに。


冷蔵庫にコーヒーを取りに行って戻ってくると、あおいがタバコを手に持っていた。


「ここ禁煙なんだけど」

「禁煙してんの?」

「百合ちゃん、タバコ吸うように見える?キツい香水の匂いもダメなんだよね」

「あー…もうそこまでいったら病気。百合病だわ」


なんとでも言えばいい。

これ以上嫌われたくないんだよね。



暫くすると「ん…」と可愛い声が聞こえて布団が動いた。


「お姫様起きた?」

「かも。じゃあね蒼」

「はいはい、お姫様によろしく」


部屋から出て行く蒼を背にベッドに近付くと、可愛いその子はまだ目を瞑っていた。




/287ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ