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副社長と出張旅行~好きな人にマーキングされた日~
第1章 出張旅行
その切なさそうな表情が、たまらない。

「私も……疾風さんの精子、欲しい……」

「里佳子……うっ……」

「ああ……」

何度注がれても、熱いモノは熱い。

疾風さんの中で作られた遺伝子が、私の身体の中に注がれると思うと、不思議に思える。


「はぁはぁ、里佳子、里佳子!」

「疾風さん。」

「ずっと、身体を重ねて居たい。」

こんな副社長も、見た事ない。

今日は、副社長の初めてばかりだ。

「はいっ!」

私も、副社長とずっと一緒にいたい。

こうして、繋がっていたい。


「里佳子、愛している。」

抱きしめられた時には、もう夜明けだった。

私達は、寝るのも惜しんで、愛し合っていたわけだ。
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