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副社長と出張旅行~好きな人にマーキングされた日~
第1章 出張旅行
その時、副社長と目が合った。
「秘書同席でしたら、いいですよ。」
「えっ⁉」
専務と私の声が、重なる。
「まあ、放っておくわけにはいかないからね。」
専務は、不機嫌そうな顔をしている。
「君、邪魔しないでよ。」
「……分かっています。」
本当は、物凄く邪魔をしたい。
副社長が他の女性と仲いいところを見るなんて……
嫌だああああ!!
夕食の会場は、これまたお高い日本料理屋さんで。
お座敷に、私達は案内された。
そこには、既に一人の女性が座っていた。
「細野しほりと申します。」
長い黒髪に、赤い口紅が似合う女性だ。
「新田疾風です。」
「秘書の……」
「いやあ、新田君はね。取引先の御曹司なんだよ。」
自己紹介しようとしたら、専務に邪魔された。
「秘書同席でしたら、いいですよ。」
「えっ⁉」
専務と私の声が、重なる。
「まあ、放っておくわけにはいかないからね。」
専務は、不機嫌そうな顔をしている。
「君、邪魔しないでよ。」
「……分かっています。」
本当は、物凄く邪魔をしたい。
副社長が他の女性と仲いいところを見るなんて……
嫌だああああ!!
夕食の会場は、これまたお高い日本料理屋さんで。
お座敷に、私達は案内された。
そこには、既に一人の女性が座っていた。
「細野しほりと申します。」
長い黒髪に、赤い口紅が似合う女性だ。
「新田疾風です。」
「秘書の……」
「いやあ、新田君はね。取引先の御曹司なんだよ。」
自己紹介しようとしたら、専務に邪魔された。