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ウンディーネの泉
第2章 マンション
 言葉では知っていたかもしれないが実物を見るのもされるのも初めての大人のキスにミユちゃんは目を白黒させながらも両腕を俺の頭に回し身を委ねる。
 漸く永久歯に生え替わり終わったかどうかの小さな真珠の様な歯の裏側を舌先で舐める。
 歯みがき粉のミントの薫りを楽しみ更に舌を伸ばす。
 奥の方に丸まり逃げていたミユちゃんの舌を優しくノックする。
 最初は逃げていた舌も執拗なノックに根負けしたようだ。
 ゼンマイの様に巻かれていた舌先がゆっくりと伸びる。
 そこへ改めてノックするとミユちゃんの方からおずおずとノックを返してきた。
 四回ノックしたら一回返ってくる。
 それがいつしか二回に一回になる。
 少し意地悪をして舌の動きを止めると暫く躊躇していたがミユちゃんの方から舌を伸ばしノックしてる。
 返事のノックの代わりに舌を絡めて嬲るとたどたどしいながらも絡み返してくる。
 口を塞がれて息苦しいのか大人のキスに興奮しているのか頬に掛かるミユちゃんの鼻息が荒い。
 右手で背筋を撫で下ろしそのまま布に覆われた肉の薄いお尻を揉むと一瞬ビクリと身動ぎするが逃げる事も手を払う事もなく触るに任せて熱心に舌を動かしてくる。
 固く引き締まったお尻を撫で回す手を更に進め中指を脚と脚の狭間に忍び込ませる。
 「アァ~ン!」
 ミユちゃんの顎が上がり甘やかな喘ぎ声が漏れる。
 おそらくミユちゃんが生まれて今日までの十何年で初めて上げる女としての声。
 唇と唇の間に唾の橋を掛け目尻を真っ赤に上気させ眼球が蕩け落ちそうに潤んでいる顔はあどけない幼女に不似合いな程妖艶だった。
 無垢な少女の女の顔を引き出した。
 雄として何とも誇らしい一瞬だ。
 血を分けた両親兄弟ですら見た事のない顔。
 そう思うだけでゾクゾクしてくる。
 性的興奮でジットリ湿ったパンツの股布を優しく擦る。
 「アァ~!何これ?変!変なの!」
 胎内から湧き上がる未知の快感に怯えながらも逃れられず悲鳴に似た喘ぎ声を発しながら頭を左右に振る。
 なんて扇情的な光景だろう。
 もう堪らない!
 ミユちゃんを半転させて背後から抱きつく。
 右手はパンツのウエストゴムから中に侵入し無毛の恥丘を撫で下ろし甘い露を溢しながらも固く閉ざされた肉門に辿り着く。
 




 
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