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ウンディーネの泉
第3章 映画館
 そのせいでPG12指定になっている。
 正直、芝居は二流だしストーリーも陳腐だったが要所要所で絶妙にエロい。
 監督が脚フェチなのか女性の脚のアップやらスカートが翻るシーンが随所に出てくる。
 下着こそ見えないがかなり扇情的だ。
 ヒロインのファンの男達の股間は張り裂けんばかりだろう。
 中盤。今までエロいなりに和やかに進んできた話が一変する。
 ヒロインに私生活を正すように諭され逆ギレした主人公がヒロインを押し倒し唇を奪う。
 暴れ抵抗するヒロインを力で押さえ付け舌を差し込む濃厚なディープキス。
 おいおい、これ本当にPG12か?15禁でもおかしくないぞ?
 こんなの小学生が観ていいのかよ?
 数日前自分がした事をすっかり棚の上に投げ上げ布を掛けて隠しておいて右隣のミユを見る。
 大きく目を見開き食い入るようにスクリーンを見つめているミユの喉が唾を飲み込みゴクリと動く。
 よく見ると膝が小さくモゾモゾと動いている。
 ?興奮してる?
 暗い場内で細かい表情は読めないが上気しているように見える。
 もしかしたら俺とのキスを思い出しているのかもしれない。
 話は進み近付いては離れ、離れては近付いてを繰り返した二人がつにい二人きっりの一夜を過ごす噂の濃厚ラブシーン。
 細かい説明はしないがよく二人の所属事務所がO.K.出したないう激しい濡れ場。
 絶対に映倫に何処からか圧力掛かって無理矢理PG12までランク下げしただろう。
 ヒロインの微かな喘ぎ声が響く中ミユは呼吸を荒くし何度も乾いた唇を舌で湿らせている。
 色っぽい。
 堪らなくなってミユの太股に右手を乗せる。
 ミユはハッとこちらを見て反射的に俺の手首を押さえるがさして力は入っていない。
 ほんの少し力を込めただけで掌はミニスカートの裾から中に侵入する。
 汗ばみ火照った柔らかい股肉を撫で上げる。
 じきに小指がスカートとは違った布地に包まれた肉丘に行き着く。
 「ハァン」
 ミユの口から小さな声が漏れる。
 聞こえていたのは隣に座る俺だけだ。
 太股をピタリと合わせ真剣白刃取りよろしく掌を押さえようとする無駄な努力を嘲笑い小指で布越しに秘裂を撫でる。
 見る見る間に股布の湿り気が増す。
 ミユは目を吊り上げこちらを睨んでいたが顔を近付けニコリと笑いかけると拗ねたようにスクリーンに向き直す。
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