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ウンディーネの泉
第1章 屋内プール
「じゃあ、ミユちゃん。こっちにおい。」
おいで。と言う間もなくドボン!大きな水音と共に起きた水柱が襲いかかってくる。
顔にかかった飛沫を手で払うと目の前には首まで水に浸かったミユちゃんが居た。
この悪戯っ子め。
どうやら水に対する恐怖心はなさそうだ。
伏し浮き、蹴伸びは出来るようなので早速次の段階に進もう。
「ミユちゃん、手を引いてあげるからばた足の練習しようか。」
「はい。」
促されるままに差し出される小さな手を握る。
あ、柔くて温かい。
親指で手の甲を撫で撫でしたいのを我慢する。
「さ、伏し浮きしたらばた足だよ。」
ミユちゃんは大きく息を吸い込むとキュっと口を結んで顔を水に着けて伏し浮きになるなりバシャッバシャッと派手なばた足を始める。膝が曲がっているのだろう。典型的な駄目なばた足だ。
が、俺の注意は水面から浮き出ている丸いお尻に向けられている。
手を伸ばせば届く所に浮かぶお尻。
たまらないな。
ゴクリ。生唾を飲む俺の前に息が続かなくなったミユちゃんがガバッと顔を上げる。
口を開けた時に唾液混じりの水飛沫が飛んでくる。
なんて素敵なお宝だろう。
顔面でそれを受けながら微かに漂うミント系の歯みがき粉の薫りを嗅ぐ。
それから三度息継ぎをして後5mという所でミユちゃんは脚を着く。
「カズ兄ちゃんどうだった?」
とても素敵な聖水でした。
じゃ、なくて。
「そうだね。膝が曲がっているから水を蹴っても推進力になってないね。壁に手を着いて伏し浮きしてごらん。」
ミユちゃんは言われるままに水に浮かぶ。
この時点で既に膝が曲がっている。
「ほら、もう曲がってるよ。」
言いながら手をミユちゃんの脚に伸ばす。
掌が太股に触れる。
ビクッ。一瞬脚が痙攣するがそれ以上の抵抗はない。
これはコーチ。水泳のコーチ。
内心免罪符の様にコーチ、コーチと唱えながら張りの有る若い肌と筋肉を楽しみながらフォームを矯正していく。
20分程してかなりフォームが良くなってきた頃。
「カズ兄ちゃん、疲れた!」
ミユちゃんが音を上げた。
大会を目指している部活動じゃないので練習の無理強いはしない。
「そうだね。いっぺん上がろうか。」
提案するとミユちゃんは満面の笑みを浮かべて俺の首に抱きついてきた。
おいで。と言う間もなくドボン!大きな水音と共に起きた水柱が襲いかかってくる。
顔にかかった飛沫を手で払うと目の前には首まで水に浸かったミユちゃんが居た。
この悪戯っ子め。
どうやら水に対する恐怖心はなさそうだ。
伏し浮き、蹴伸びは出来るようなので早速次の段階に進もう。
「ミユちゃん、手を引いてあげるからばた足の練習しようか。」
「はい。」
促されるままに差し出される小さな手を握る。
あ、柔くて温かい。
親指で手の甲を撫で撫でしたいのを我慢する。
「さ、伏し浮きしたらばた足だよ。」
ミユちゃんは大きく息を吸い込むとキュっと口を結んで顔を水に着けて伏し浮きになるなりバシャッバシャッと派手なばた足を始める。膝が曲がっているのだろう。典型的な駄目なばた足だ。
が、俺の注意は水面から浮き出ている丸いお尻に向けられている。
手を伸ばせば届く所に浮かぶお尻。
たまらないな。
ゴクリ。生唾を飲む俺の前に息が続かなくなったミユちゃんがガバッと顔を上げる。
口を開けた時に唾液混じりの水飛沫が飛んでくる。
なんて素敵なお宝だろう。
顔面でそれを受けながら微かに漂うミント系の歯みがき粉の薫りを嗅ぐ。
それから三度息継ぎをして後5mという所でミユちゃんは脚を着く。
「カズ兄ちゃんどうだった?」
とても素敵な聖水でした。
じゃ、なくて。
「そうだね。膝が曲がっているから水を蹴っても推進力になってないね。壁に手を着いて伏し浮きしてごらん。」
ミユちゃんは言われるままに水に浮かぶ。
この時点で既に膝が曲がっている。
「ほら、もう曲がってるよ。」
言いながら手をミユちゃんの脚に伸ばす。
掌が太股に触れる。
ビクッ。一瞬脚が痙攣するがそれ以上の抵抗はない。
これはコーチ。水泳のコーチ。
内心免罪符の様にコーチ、コーチと唱えながら張りの有る若い肌と筋肉を楽しみながらフォームを矯正していく。
20分程してかなりフォームが良くなってきた頃。
「カズ兄ちゃん、疲れた!」
ミユちゃんが音を上げた。
大会を目指している部活動じゃないので練習の無理強いはしない。
「そうだね。いっぺん上がろうか。」
提案するとミユちゃんは満面の笑みを浮かべて俺の首に抱きついてきた。