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ウンディーネの泉
第6章 長内家
 腹を括り三穂の向かいのソファーに腰かける。
 その横にオレンジジュースを持ったミユがちゃっかり座りポテチに手を伸ばす。
 宴会が始まって一時間程はミユもジュースを飲みながら参加していたが睡魔には勝てないようで可愛い欠伸をしながら二階の自室に退いた。
 差し向かいで残された俺はエンドレスでリピートされる惚気話を聞きながらビールをチビチビ舐める。
 まったく、この話五回目だぜ。
 「ちょっと!聞いてるの?」
 不満が顔に出ていたのか三穂の刺々しい声が響く。
 「聞いてるよ。」
 「嘘!聞いてない!・・・一四まであたしをバカにして!」
 なんだ?雲行きがおかしいぞ?
 「別にバカになんか」
 「してる!どいつもこいつもあたしの事バカにして!誰も女扱いしてくれない!そりゃこんなチンチクリンの童顔じゃ勃つ物も勃たないでしょうげど!」
 物騒な事を言いながら上着を乱暴に脱ぎ捨てる。
 「ほら!胸はあるのよ!胸は!」
 白いブラウスの下のバストを突き出す。
 そんな事しなくても君の胸が豊満なのはオンブした時十分判ったから。
 「唯一女扱いしてくれた勇一さんは帰ってこないし!寂しいよ!」
 机に突っ伏しオンオン泣き出す。
 余程色んな鬱憤が堪っていたのだろう。
 決壊したダムよろしく止めどなく涙と愚痴が流れ出る。
 このままでは体内の水分全部流れ出て干からびてしまいかねない。
 やれやれ。酔っ払いは苦手なんだがな。
 席を移り三穂の横に座り肩をポンポンと叩く。
 ゆっくり顔が上がり泣き腫れた眼に俺が映る。
 一瞬の出来事だった。
 全体重を乗せたタックルをくらい声を上げる暇もなくソファーに押し倒される。
 唇に熱く柔らかい物が押し当てられる。
 !
 キスされた?
 思い至ったのは酒臭い息と共に舌が侵入した後だった。
 フウン!フウン!
 荒い鼻息を立てながら舌が口内を暴れまわる。
 恋愛感情のない相手とはいえ一方的に攻められては男の股間、元い沽券に関わる。
 蠢く舌を甘噛みし瞬間動きを止めるとこちらから舌を絡める。
 突然の反撃に戸惑っていた三穂の舌が再び動き出す。
 クチャクチャ。
 唾液が混じる水音が響く。
 服の上から胸板を撫でていた手が下にさがり割れた腹筋、ベルトを過ぎて股間に辿り着く。
 見た目は中学生でも30過ぎた大年増だ。
 サワサワと肉棒を弄ぶ手付きが厭らしい。
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