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ウンディーネの泉
第2章 マンション
 10分近く悩んだ末に6つの候補に絞られたのでMサイズのハーフ&ハーフを三枚にサラダとポテト、飲み物を注文する事にした。
 それなりの値段になったがチーパイの拝観料だと思えば安いものだ。
 ミユちゃんと並んでYouTubeを観てピザを待つ。
 子猫がコロコロ転がる様に遊ぶ姿を目をキラキラさせて見いってるミユちゃんに猫耳着けて股間の猫じゃらしで遊ばせたい。などと淫らな想像が頭の中を駆け巡る。
 もう我慢出来ない!
 人畜無害なお兄ちゃんの皮をかなぐり捨て淫獣となって襲いかか・・・
 ピ~ンポ~ン
 あ、危ない。
 チャイムがならなきゃミユちゃんに覆い被さるところだった。ピザ屋の兄ちゃんには礼を言わなきゃならないな。
 そこそこ大きな座卓だがピザ3枚とサイドメニューを並べると溢れんばかりだ。
 うわ~。こりゃ凄いな。
 ミユちゃんだったら全種類1ピースづつ食べるのが限界かもしれない。と、なると単純計算で俺が丸々二枚以上食べなきゃならない。
 結構きついが何とかなるだろう。
 最初はパクパクと食べていたミユちゃんだったが10分近くが過ぎ5ピース目に手が伸びた時点で一気にペースダウン。
 量もそうだが時間が経って冷めてきたピザの味が落ちてきたのも原因だろう。
 手に持ったはいいが胸元から口までの数センチの距離が全く縮まらない。
 「あ!」
 ミユちゃんの意識がジュースに向いた瞬間ミートソースが溢れ落ちサマードレスの太股に着地。
 冷えていたお陰で火傷の心配はなさそうだが服を汚した事でパニックになったのかミユちゃんはピザを手に持ったまま首を鳩の様に左右に振る。
 俺は右手に紙ナプキンを取ると左手をサマードレスの裾に滑り込ませソースの落ちた箇所を持ち上げスカートの上の具材を摘まみ取る。
 ここまでは反射的な行動だった。
 が、左手に持ち上げられ捲れた裾の奥に有る白い布地が目に飛び込んで来た瞬間我に戻る。
 み、ミユちゃんのおパンツだ!
 もっと見たい。
 必要以上に左手を持ち上げ裾を捲り上げる。
 ウエストゴムの下の赤い小さなリボン飾りまで見える。
 ゴクリ。
 生唾を飲む音が大きく響く。
 ミユちゃんに聞かれたか?と顔を見るがまだ少しパニクっているようだ。
 畳み掛けてみるか?
 「すぐに洗わないと染みになっちゃうな。」
 ボソッと呟く
 
  
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