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ウンディーネの泉
第2章 マンション
 途端、バネ仕掛けの人形みたいに跳ね起きるとクロスさせた両手でスカートの裾を持つとそのまま万歳しながらお辞儀をするように上体を倒す。
 普段なら10秒と掛からずに終えれる脱衣が慌てて思うようにならず首と腕が抜けない。
 茶巾絞りになったミユちゃんはうっすら小麦色に日焼けした四肢にスクール水着の形に地肌の白色を残した胴体に股ぐりの深い女児パンツと薄ピンクの靴下だけを着けたあられもない姿でもがいている。
 このまま二時間でも三時間でも見ていたい光景だがそうもいかない。
 内心舌打ちしながらサマードレスを抜き取る。
 フゥ~~。
 息苦しい姿勢から解放され大きく息を吐くとミユちゃんは床にペタンと腰を下ろす。
 普通小学校高学年ともなれば思春期で羞恥心が強く芽生える頃なのだが天真爛漫というか天衣無縫というか。
 パンツ一丁の半裸で胸の小さなポッチを隠しもしない。
 「洗濯機に入れてくるからちょっと待っててね。」
 温もりの残るサマードレスを手に立ち上がると洗濯機の置いてある脱衣場に向かう。
 脱衣場のドアを閉めるとサマードレスを顔に押し当て鼻から大きく息を吸い込み匂いを嗅ぐ。
 女児特有の甘い体臭にプールの塩素の匂いが混じった臭気が脳天をガツンと殴る。
 アァ。ミユちゃんの匂いだ。
 暫くフゴフゴと胸元やお尻の辺りに鼻を付けて場所により微妙に違う香りを楽しんでから洗濯機に入れスイッチを入れる。
 洗濯が終わるまで30分強。乾燥機回してやはり30分。つまり今から1時間以上半裸のミユちゃんと一緒に居れる。
 鼻歌+スキップしたくなるのを必死で堪え姿見に写るニヤケ顔を矯正する。
 俺は人畜無害なお兄ちゃん。
 呪文のように心の中で繰り返し唱え寝室から白色のタンクトップを持ち出し和室に戻る。
 「ミユちゃん。洗濯終わるまでこれ」
 着ててという言葉は口の中で立ち消えた。
 パンツ一丁のまま仰向けに寝転がりクークー小さな寝息を立てている。
 プールで頑張ったしお腹いっぱいになって睡魔が襲ってきたのだろう。
 「ミ・ユ・ちゃん。」
 頬っぺたをツンツンしても起きる気配はない。
 こ、こんなチャンスは二度とない。
 生唾を一つ飲み込むと意をけっして胸ポケットからスマホを取り出す。
 舌舐りをして
 カシャリ。
 全身が写るサイズでシャッターを押す。
 
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