パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第10章 突然の訪問者

俊也side


・・・・・・・。

あれは・・・・。

あの顔・・・・。

・・・・・。

淳はため息をつき下に落ちた沙帆ちゃんの眼鏡を拾った。

「俺最低だな・・・・」

そう言って・・・またため息・・・・。

沙帆ちゃんの目の下は・・・。

火傷の痕・・・・多分マスクを外したら・・・・・。


2人で項垂れていると・・・・。

「あの・・・少しお話良いです？？？」

そう言ってきたのはさっき一緒に挨拶に来てくれた久野青年。

淳と俺はオフィス内の人が皆こっちを見てるのに気づき・・・・。

「応接室で・・・(笑)」

そう言われ・・・

皆さんにお辞儀をして奥の応接室に向かった。

部屋に入ると久野青年は・・・・。

「・・・・堂本社長と・・・野瀬さんは・・・恋人同士だったんですか？(笑)」

・・・・・・・・。

そう言ったんだ。

俺らが顔を見合わせていると・・・。

「実は・・・堂本社長の台場のマンションにマットレスを設置しに行った時・・・写真を見てしまって・・・」

・・・・・・。

「もう一人の女性スタッフがたまたま以前野瀬さんの素顔を遠くから見た事があって・・・堂本社長と一緒に写ってる可愛らしい子は・・・野瀬さんだって・・・(笑)」

そう・・言ったんだ。

「ア、ッ・・・・・そう言えば一枚他に男の人が3人写っているものがありましたが・・・それは上原様ですか？？？？」

えっ・・・淳もッ？！(笑)

俺が淳の顔を見ると・・・淳は笑って・・・・。

「そうですね(笑)・・・沖縄に来た時の写真だと思います・・・・」