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イケメンの向こう側♡ 2
第10章 突然の訪問者
野瀬side
なんで・・・。
なんで・・・。
何で今更・・・・。
ギュッと制服のパンツを握って屋上で泣いた。
俺に言えだのなんだのって・・・・・。
うるっさいんだよーーーーーー
グシュグシュ腕で涙を拭いていると・・・・。
「野瀬ちゃん・・・????大丈夫????」
・・・・・・ッ
私は直ぐにその声が聞こえる方に背中を向け涙を拭いた。
「大丈夫です・・すいませんでした。」
そう言うと・・・・。
私の隣に座ってきた・・・。
富士さん。
スッとハンカチを渡してきて・・・・・。
私の手をぎゅっと握ってきた・・・・///////////
「私は野瀬ちゃんの味方だよ(笑)」
・・・・・・。
そう言ったの。
やめて。
また・・・。
目の前が曇ってくる。
ボタボタまた手の平に涙が落ちた。
顔を見られたくないのに・・・・・。
「野瀬ちゃんー・・・・(笑)可愛いー・・・・・(笑)」
そんな筈ない。
嘘言わないで・・・・。
富士さんは私の肩をぎゅっと抱きしめ・・・・。
「スッゴク可愛いんだからーーー(笑)」
・・・・・・・。
もうーーーーー
無理ーーーー・・・・・。