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第14章 また逢いに行っていいですか？

祐司side

沙帆は・・・。

恥ずかしがりな癖してたまにそうやって・・・。

爆弾を落とすんだ。

「富士リビングに行かなかったら沙帆に気付くことはなかったんだな～・・・」

俺・・・(笑)

「堂本君はいつも忙しそうだったね・・・(笑)」

あ・・・・。

「忙しい振りをしてるだけ(笑)」

そう・・・。

実際仕事は沢山あるけどー・・・。

増やしてるのは俺自身だ。

経営者失格だ・・・・。

「堂本君は・・・休みはないの？？？？」

・・・・・・・。

「用が出来たら休むかな(笑)」

そう言うと・・・。

沙帆は・・・。

「どんな用？？？」

・・・・・(笑)

沙帆がまたこうして逢ってくれたら・・・・・。

それが俺の大事な用だ。


「沙帆次第だな・・・(笑)俺の休みは・・・・」

そう言って沙帆の手を俺のコートのポケットに入れて手を繋ぐ・・・。

沙帆は俺を見て・・・・。

「私重大責任じゃん・・・・」

(笑)