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第16章 好きだよ

祐司side

沙帆を車から降ろしエントランスに向かった。

「ねっ・・・//////ちょっと待って・・・」

(笑)

「何もしない(笑)ただ一緒に来てほしいだけ・・・・」

そう言って沙帆の手を繋ぎエレベーター前まで・・・・。

沙帆はキョロキョロし・・・・。

「ね・・・淳君とかも・・・ここに居るの？？？」

(笑)

「いるよ(笑)淳は奥さんと一緒に来てるッ・・・本人はまだ本社にいると思うけど・・・」

そう言うと・・・・。

「奥様ッ？！」

って・・・(笑)

そっか、全く連絡取ってなかった訳だし・・・仕方ないか・・・・。

エレベーターが到着し、沙帆を連れて中に乗り込み・・・・。

33階を押した・・・・。

「33階なんだ・・・・」

あの頃はー・・・何階だったかな・・・。

25・6階とかだった？？？

「淳は結婚して～・・何年だろう・・・1年とかかな・・・涼はもう子供が2人いる(笑)今回は2人目産まれて間もないからこっちには来てないよ(笑)」

俺がそう言うと沙帆はまた・・・。

「子供ッ？！」

(笑)(笑)

沙帆は涼と淳と最初っから喧嘩してたもんな(笑)

「涼は良いパパだし・・・涼の奥さんは俺の妹なんだよ(笑)」

そう言うと沙帆は一瞬考えこみ・・・・。

「ぁあああっ！！！！！」

え？？？

今度は何？？(笑)

「もしかして昔言ってた、堂本君の初恋の子ッ？！/////////」

(笑)

よく覚えてるなー・・・・(笑)