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第16章 好きだよ

沙帆side

あの時・・・。

確か堂本君言ってたよな～・・・。

初恋の女の子が実は実の妹だったッて(笑)

その子が・・・涼君の奥様ッ(笑)

ちょっとえげつない・・・・。

1人で笑ってると・・・。

「もう着くよ(笑)」

えっ・・・早いな・・・・。

てか33階の景色って・・・どんななんだろう・・・・・。

堂本君に手を引かれ一番奥の部屋の扉の前に立つと・・・・。

カードを当て・・・・。

ピピッと鳴ると・・・。

ガチャッと・・・。

堂本君が扉を開けた。

・・・・・・////////////

「上がって？？？(笑)」

あ・・・・。

上がっていいのかな・・・・。

玄関に入ると・・・。

本当に一人で暮らしてるの？？？って思う広い玄関。

「上がって(笑)」

すぐ後ろからそう言われ、私は靴を脱いだ。

玄関に備え付けられた大きな鏡。

チラッと私は自分の格好を見る・・・と。

酷い格好だ・・・・。

こんなで良く堂本君の車乗ったねって思う・・・・。


なんか恥ずかしくなってきた・・・・。