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第20章 傷痕

14時になって俺と沙帆は院長に言われた通り2階の診察室に向かった。

「はぁぁ・・・・、治らないって言われても嫌わないでね・・・・(笑)」

って・・・沙帆はまたそんなことを言ってる。

「治らないって言ったら～・・・ずっと沙帆にキスして慰めてあげる(笑)」

俺何言ってんだろう(笑)

沙帆は俺の顔を見て・・・。

笑った。

「じゃぁ、それでもいいかも・・・・(笑)」

・・・・・/////////

「どっちにしろずっとしてるよ・・・(笑)」

一緒に住んだら・・・。

ずっとしていたい。

診察室の前に行くと、看護師長さんが来て・・・・。

「堂本様(笑)こんにちは・・・・・」

「こんにちは、急にお願いしてしまって申し訳ない・・・・」

そう言うと、看護師長は笑って・・・・。

「院長も楽しみにしておられますよ・・・どうぞ・・・・」

そう言って診察室を開けてくれた。

先に沙帆を入れ・・・。

後から俺が入ると、院長は沙帆の事を見て立ち上がって・・・・。

「野瀬さんー・・・・・(笑)良かった・・・元気そうでよかったよ・・・・」

(笑)

「その節はお世話になりました・・・・(笑)お陰様で元気です・・・・」

お互いそう言って・・握手・・・・・。