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イケメンの向こう側♡ 2
第4章 生きている
夏帆は泣きながら・・・・。
「本当にごめんなさい・・・全部私のせい・・・沙帆・・・本当にごめんなさい・・・・」
夏帆はかなり痩せていた。
・・・・・・。
「夏帆・・・俺は、沙帆が少しでも誰かと会いたいって思えるまで待つから・・・(笑)・・・夏帆はさ・・・そんなに自分を責めないで、沙帆は生きてるんだから・・・」
そう・・。
沙帆は生きてる。
「沙帆を・・・支えてあげて・・・」
今の俺は・・何もできない。
してあげたいけど沙帆がそれを望まない限り・・・・。
「堂本君・・・沙帆が好き?・・・・」
・・・・・。
「好きだ・・・(笑)」
夏帆はゴクッと唾を飲み込み・・・・。
「顔が・・・別人でも?」
・・・・・・。
「俺は顔で好きになったんじゃない(笑)・・・沙帆が・・・好きなんだ・・・・」
・・・・・・。
夏帆はやっと笑ってくれた。
「じゃぁ・・・待ってて上げて・・・・」
・・・・・・。
夏帆は笑って・・・。
「私が・・沙帆を説得するから・・・何年かかっても・・・」
・・・・・・。
夏帆・・・・。