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イケメンの向こう側♡ 2
第33章 私の知らない堂本君


って、

言った時だった。


沙帆ちゃんが一瞬目を見開き俺の背後を見つめた。

え?

その瞬間少し悲しい顔をしたんだ。

・・・・・・・・。

俺は直ぐに振り返り彼女の視線の方向に・・・・・。

そこには、

祐司さん。

祐司さんの先には、

スラッとした感じの綺麗な女性。

・・・・・・・。


えっ・・・・・

香菜もそれに気付き、

3人で固まった。


祐司さんはその女性を引き止め、何かを話してる。

そして、


彼女の肩に手を添え、


俺等とは違う方向に2人で歩いていった。


「あ・・・・・・・」


あ~・・・・・・

言葉が出なかった。

別に変な意味はないと思うけど、

沙帆ちゃんはそうは思わないだろう。

「沙帆ちゃん・・・送るよ(笑)3人でご飯食べよう・・・・」

俺がそう言うと・・・・。

真っ赤な顔をして・・・

「・・・ううん・・・(笑)ごめんね、・・・大丈夫、1人で帰れるから・・・・」

すると香菜が・・・・。

「ダメ!!!・・・一緒に居よう(笑)ね????」

沙帆ちゃんはきっと色々不安なんだろうね・・・。

下を向いて何かを我慢して・・・・。

「帰りたくないから・・・今日はホテルとか行こうかな・・・・(笑)」

・・・・・・。


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