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第6章 謎のMEGANE

佐那side

あーーーあ、吉原さんやっちゃったよ～・・・。

私は吉原さんの所に行き・・・。

「あの、今日の発送指示忘れてませんか？？」

そう言うと吉原さんは・・・えっ？って・・顔をし・・・・。

一瞬周りの人の目を気にした。

「あ・・・あーー・・・そうだったっけ？？・・・ほらー・・今日納だからー・・・来年でも大丈夫でしょ？？？(笑)」

・・・・・・。

「堂本社長と滝本様に納品前に使っていただけるようにうちからのギフティングですよ？？来年で良い訳ないじゃないですかッ」

そう言うと・・・・。

「えーー・・じゃぁさぁー・・野瀬さんに持ってってもらったら？？どうせ暇でしょ？？？(笑)」

この女ーーーーッ

「野瀬ちゃんはOH様の納期を遅らせないために工場に行ってるんですよッ！！吉原さん少し責任持って仕事してください・・・・」

頭来る・・・。

「でも野瀬の事だから仕事しかやることないだろうしー・・・(笑)結果良かったんじゃん？？？」

こそこそ聞こえるそんな声。

その声の方を見ると・・・。

万年平社員の高島さん、御年38歳と若手社員の猪本君。

・・・・・・・。

「あんた等より働いてるよね？野瀬ちゃん(笑)」

って、言ってやった！！！

あーーーすっきりした！！！