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第7章 神がかったすれ違い

佐那side

なんかね・・・。

堂本社長の・・・。

この慌てっぷりと・・・。

妙に堂本社長を避ける・・・野瀬ちゃん。


私の勘違いかも・・・。

でも・・・。

似てるの。

私が一度見た・・・・。

野瀬ちゃんの可愛い目と・・・・。



さっきの写真。


堂本社長は私をじっと見つめ・・・・。

・・・・・・/////////////

こらっ！！そんなに見つめられたら妊娠しちゃうッ(笑)♡

何言ってんだ私ッ(笑)

「野瀬・・・沙帆・・・(笑)」

・・・・・・//////////

そう言ったの。

ごめん、野瀬ちゃんの下の名前は知らない(笑)

でも直ぐに分かる。

帰ったら調べてみよう・・・・。

「ありがとうございます・・・(笑)」

そう言って立ち上がって久野君の方へ・・・・。

・・・・・・。

きっと・・・。

社長は・・・、まだその子が好きなんだね(笑)

すっごく素敵だと思うッ・・・。

「ね、うちらももう帰ろう・・・・(笑)」

そう言って久野君の腕を掴んだ。

「あ・・・(笑)そうだね・・・・」

堂本社長はやっと立ち上がり・・私の方を見た。

・・・・・(笑)

「社長は年末年始はどこか行かれるんですか？(笑)」

そう言うと・・・・。

堂本社長は笑って・・・・。

「明日から和也夫婦と・・・久しぶり沖縄に行こうと思ってね(笑)」

・・・・・・・・。

その時。

確信した。

あの写真は・・・。

絶対野瀬ちゃんだ・・・・・。