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熱帯夜に溺れる
第5章 沈殿する夏、静止する冬
 だから恥を忍んで申告したが、純は剥き出しの莉子の蜜壺に視線を落としながら、なにやら考え込んでいた。

 突如、ベッドを降りた純が服を脱ぎ始めた。セーターもインナーもジーンズも床に脱ぎ散らかし、最後に脱いだボクサーパンツからは勃起したペニスが飛び出した。

「風呂場に行こう」
「えっ、わぁっ!」

 瞬時に裸になった彼に横抱きに抱きかかえられる。裸の男と尿意を我慢するサンタクロースの女の組み合わせは、憧れのお姫様だっこと言うには少しばかり奇妙な取り合わせだ。

 抵抗しようにも少しでも動けば、今すぐ尿漏れを起こしそうで怖い。純に大人しく抱えられて浴室に連れられた莉子は、四角い浴槽の縁に降ろされた。

 空の狭い浴槽の中に膝を折って座った純が莉子の両脚を掴んで左右に割った。

「さっきの続きしようか」
「あっ、ダメぇ。漏れちゃう」
「ここで漏らしていいよ」

 純はまさかの、とんでもないことを言い出した。ここで、純の目の間で尿を漏らすだなんて、できるわけがない。
 彼女はふるふると必死でかぶりを振る。

「純さんダメ……お願いそれだけは止めてぇ」

 莉子が止めても、純は蜜壺への愛撫を再開する。彼女の蜜壺は蜜と唾液ですっかりグチャグチャに濡れていた。

「……アッ、アンッ、いやぁあっ……!」
「ふっ。莉子はイヤって言っても全然嫌がってないよね。お漏らししそうなのにクンニされてるこの状況楽しんでるだろう? 俺にめちゃくちゃに犯されたいって言ったのは莉子だよ」

 穏やかな純がセックスの時にまれに発動するSっ気に背筋がゾクゾクする。コスプレの衣装ではあっても着衣のままで強制的に舐められて、本当に無理やり犯されている気分だ。

「チュゥゥ、クチュ……、おしっこの我慢は身体に悪いよ。早く出しなよ。……ジュル、チュゥゥ」
「ぁう……、止め……て、ンッ、ァッアッ、そこ、だ、め、……いやぁん」

 純はわざと恥丘《ちきゅう》付近を軽く圧迫して排尿を促してくる。本気でここで莉子に放尿させるつもりだ。

「いやぁああっ! ア、アンッ………アーーーーッッッ!!!」

 叫ぶ声と快楽に酔う声が浴室内に反響する。思考停止を余儀なくされた今の莉子は、排泄とエクスタシーの天秤で揺れる雌でしかない。
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