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熱帯夜に溺れる
第6章 泳げない魚たち

純の前で下着姿を晒した時、元彼にからかわれた下腹の贅肉を莉子は必死で隠そうとした。ほんのわずかの脂肪だとしても純が知る20歳の莉子のイメージのままで、彼を幻滅させたくなかった。
お腹がたるんだオバサンになったと思われたくなかったのだ。
でも純はそんなことを気にもしていないのか、20歳の頃よりも少しだけ肉感が増した莉子の腹部を愛しげに撫で、そこに熱い吐息とキスを置いてくれた。
セックスはすでに2回戦の終盤。汗ばんだ額に張り付いた髪を耳にかけ、莉子は前後の動きから上下の動きに切り替えた。
M字に開いた両脚の足裏を強く踏みしめる。そのまま腰を上下に揺り動かすと、下にいる純と繋がる結合部からはペニスを出し入れする時に生じる淫らな水音が、ヌチャヌチャクチュクチュと聴こえてきた。
「ァン! ……ッアッ、アァ……、アァンッ」
「ハア……ハァ……、その格好で動いてる時の莉子は……よりえっちになるね。……えっちというよりセクシーって言った方が似合う」
「んっ、もぉ……! ……アッ、そんなこと言って……アンッ……余裕そうで腹立つなぁっ……」
「余裕なんてないよ。今にも莉子のナカで出そうで……まだ出したくないからこっちも大変なんだ。ンッ、ハァア……、気持ちいいよ……」
枕に頭を沈めて甘い吐息を吐き出した純の額にも汗が浮かんでいる。莉子が上下の動きを速めたり遅くしたりするたびに豊満な胸が揺れ、結合部は卑猥に鳴った。
「ハァハァ……、純さ……もぉ……動けない……」
「おいで……莉子」
M字開脚で行う騎乗位は体力の消耗が激しい。息を切らした莉子は純の胸元に倒れ込んだ。
彼の首筋に滲んだ汗に舌を這わせると、くすぐったそうに身動ぎした純が莉子を抱き締めたままぐるりと身体を反転させた。
お腹がたるんだオバサンになったと思われたくなかったのだ。
でも純はそんなことを気にもしていないのか、20歳の頃よりも少しだけ肉感が増した莉子の腹部を愛しげに撫で、そこに熱い吐息とキスを置いてくれた。
セックスはすでに2回戦の終盤。汗ばんだ額に張り付いた髪を耳にかけ、莉子は前後の動きから上下の動きに切り替えた。
M字に開いた両脚の足裏を強く踏みしめる。そのまま腰を上下に揺り動かすと、下にいる純と繋がる結合部からはペニスを出し入れする時に生じる淫らな水音が、ヌチャヌチャクチュクチュと聴こえてきた。
「ァン! ……ッアッ、アァ……、アァンッ」
「ハア……ハァ……、その格好で動いてる時の莉子は……よりえっちになるね。……えっちというよりセクシーって言った方が似合う」
「んっ、もぉ……! ……アッ、そんなこと言って……アンッ……余裕そうで腹立つなぁっ……」
「余裕なんてないよ。今にも莉子のナカで出そうで……まだ出したくないからこっちも大変なんだ。ンッ、ハァア……、気持ちいいよ……」
枕に頭を沈めて甘い吐息を吐き出した純の額にも汗が浮かんでいる。莉子が上下の動きを速めたり遅くしたりするたびに豊満な胸が揺れ、結合部は卑猥に鳴った。
「ハァハァ……、純さ……もぉ……動けない……」
「おいで……莉子」
M字開脚で行う騎乗位は体力の消耗が激しい。息を切らした莉子は純の胸元に倒れ込んだ。
彼の首筋に滲んだ汗に舌を這わせると、くすぐったそうに身動ぎした純が莉子を抱き締めたままぐるりと身体を反転させた。

