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熱帯夜に溺れる
第4章 酔芙蓉の吐息
 布団に押し倒した莉子の両脚を広げさせ、女の臭気を立ち昇らせるそこに純は顔を沈めた。甘い蜜が溢れる莉子の蜜壺は、ふたりを快楽に誘う花園。
 花園の中心には莉子の唇と同じ色をしたクリトリスが美味しそうに熟していて、彼がクリトリスを口に含むと莉子は吐息混じりに甘く啼《な》いた。

「クチュ、クチュ、チュパ…………ジュルル……」
「アッ、アンッ! あっ、クリはだめぇ……」
「ダメって言っても喜んでるくせに。莉子、後ろ向いて」

 純は莉子を四つん這いの姿勢に変えさせた。布団に両手両足をつけた莉子の浴衣をめくりあげれば、剥き出しの桃尻が彼を誘惑する。

「こうすると莉子の恥ずかしいところ俺からは全部見えるよ。お尻の割れ目もマンコもクリもアナルも全部見える」
「アンッ、やだぁ……アッ、見ないでぇ」
「無茶言うなよ。それにこんなに濡らして……」

 後ろから蜜壺に指と舌を差し込んでさらなる快楽を与えてやれば、またじゅわりと莉子の蜜が漏れ出てきた。ぱっくり開いた割れ目から滴る甘い蜜の洪水を彼は唇と指で受け止める。

「愛液すごい垂れてきた。莉子はほんと濡れやすいな」

 吸っても舐めても無限に溢れてくる蜜で彼の指と舌はぬるりと湿った。溢れ出て太ももの内側までも濡らす蜜を舌で舐め取った純はその舌を莉子の尻の割れ目に差し込んだ。
 つぅ……と舌先で尻の割れ目をなぞり、割れ目の先のアナルをペロペロと舐め始めた。さすがの莉子も四つん這いの姿勢は崩さずに焦った顔を後ろに向けている。

「アッ、純さんっ! アナルは……ダメ……アンッ」

 莉子の制止も聞かずに純は2本の指を蜜壺に差し込み、舌先でアナルを舐め回す。男の指で膣内を優しく刺激されながら、本来舐めてはいけない禁忌な場所をいやらしく舐められる羞恥で莉子の理性は崩壊寸前だ。

 美しい酔芙蓉が桃色から紅色に変化する瞬間を彼は味わう。きっと花の酔芙蓉も夜の闇に紅を添えている頃だろう。

「ハァハァ、もぉ限界……」

 快楽に身体を震わせた莉子が布団の上にくずおれた。荒い呼吸で上下する胸元は大胆にはだけ、脚も太ももの付け根まで露出している。

 淫猥《いんわい》な行為の連続で着崩れ、ほぼその機能を果たしていない浴衣の最後の砦が腰紐であった。かろうじて莉子の浴衣を形作っていた頼りない腰紐が純の手でしゅるりと、抜かれて落ちた。
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