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満員電車
第12章 彼との距離
電車に乗り込むといつのも場所に向かう。
目で彼を探してると彼も私を見つけて側へ来てくれて『(彼)おはよう』と声を掛けてくれました。

私は恥ずかしくて下を向きながら『(私)おはようございます』と伝えると『(彼)メールと同じだ』ってクスっと笑われてしまいました。

照れながら『(私)変ですね』って笑ってました。
電車が走り出すと揺れる度に彼の身体に触れ申し訳なさそうにしていると彼は軽く抱き寄せるように私を引き寄せてくれました。

今まで毎朝当たり前に触ってくれてたアソコも今は濡らしながら我慢してるような気分。
彼も私を抱き寄せたまま、いつもの満員電車に二人で揺られながら恋人のような雰囲気でした。

当然、私はパート先の駅で下車。
彼と離れ離れになるのを惜しむように『(私)それじゃ』と伝えると『(彼)連絡する』って笑ってくれました。
今までとは違う彼との関係に私は戸惑いと喜びを覚えました。

私はパート先に着くと支度を済ませて彼にメールをしました。
『(私)今日も会えて嬉しかったです。お仕事頑張ってください。』送ると同時にメールを受信して『(彼)昨日はすみません。どうしても我慢出来なかった。』私はメールの返信は出来ずに仕事へ向かいました。

お昼休憩のときにやっとメールの返信をしました。
『(私)私は嬉しかったです。』
なんて言葉を返して良いか分からなくて気持ちを伝えようとこの言葉にしました。

お互いを何も知らず満員電車でほんの少しだけ甘い時間を共有していた。
どんな気持ちで私を相手として選んだのか?
たまたま私だった?
他の人にも同じようにしてるのか?
聞きたいことはたくさんあるけど今はまだ彼との関係を継続させたい気持ちがいっぱいです。

また.........されたいです。

〜彼との距離〜


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