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好きが生まれる場所〜オフィスラブ短編集〜
第1章 その温もり、反則です
しばらくして、私は残業の日々が続いた。
大きな仕事を獲得する為だ。
仕方がない。
そんなある日の事だった。
「今日も残業?」
振り返ると、裕翔さんが立っていた。
「はい。大きな仕事が取れそうで。」
「仕事熱心なのもいいけれど、あまり根詰めるなよ。」
裕翔さんは、デスクの後ろにあるソファーに座った。
「ほら、おいで。」
裕翔さんが、腕を広げて待っている。
本当に行っていいの?
私はもう我慢できなくて、裕翔さんの膝の上に乗った。
「香奈は、いつも頑張っている。」
「社長……」
「ご褒美でもあげるか?」
「えっ?」
裕翔さんの顔が、私に近づいてくる。
あっ、キスされる。
その瞬間、唇同士が重なり合った。
大きな仕事を獲得する為だ。
仕方がない。
そんなある日の事だった。
「今日も残業?」
振り返ると、裕翔さんが立っていた。
「はい。大きな仕事が取れそうで。」
「仕事熱心なのもいいけれど、あまり根詰めるなよ。」
裕翔さんは、デスクの後ろにあるソファーに座った。
「ほら、おいで。」
裕翔さんが、腕を広げて待っている。
本当に行っていいの?
私はもう我慢できなくて、裕翔さんの膝の上に乗った。
「香奈は、いつも頑張っている。」
「社長……」
「ご褒美でもあげるか?」
「えっ?」
裕翔さんの顔が、私に近づいてくる。
あっ、キスされる。
その瞬間、唇同士が重なり合った。