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妹をこんなにしたのは僕のせい?
第1章 薄灯りの中
と、まあこんな具合なのだ。
わりと普段は普通なのかと思うけど、セックスの事に関して妹は少し感覚がズレているのだ。
兄としてはこんな言い方したくはないけど、淫乱ビッチと言って過言ではないレベルだと思う。
ついでだから先にあった友達の彼氏の件にも触れておくと、僕が帰宅すれば妹は男を連れ込んでバコバコと励んでいる最中だった。
僕が帰宅した事に気づいた男は当然ながら慌てて体を離す。
「お兄ちゃんだからいいの、いいの」と逆にしおりは男を組伏せて、上に跨がる姿勢をとった。

「あっベッド使ってるよ」

「ああ」

見れば分かるという話だが、この部屋にはひと昔流行ったロフトが付いており、そこにベッドを設置している。屋根裏を利用した寝室スペースだが、もちろん一緒に寝ている。

「アレ?どうしたの?萎えちゃって入らないじゃない」

まあ、普通そうだろうよ。
女の家でバコバコしてる最中に家族が戻れば勃つものも勃たなくなると思う。それで勃つ男がいたら誉めてやりたい。
男はそそくさと逃げるように帰ってしまった。
しおりをこんなにしてしまったのはきっと僕のせいなのだろう。
スケベな僕があろう事か妹の躰に興味を持ってしまった事に端を発する事だと思うのだ。
それはこんな事から始まったのだった。

僕ら兄妹はどこにでもある市営団地のどこにでもある家庭に育った。
ただ、ちょっと変わった事というと両親がアレ好きだったという事だろうか。特に母親が。
部屋の間取りは居間となったダイニングキッチンに子供部屋と両親の寝室・・・みたいな割り当てだった。
オトナの事情に反して、いつまでも眠らないのが子供というもので寝室で両親が営み始めると、当たり前に隣の子供部屋に聞こえる。
悶絶するような母親の呻きに動じるような事は特になかった。たぶん、生まれた時から普通だったのだろう。

思春期になると、その行為自体に興味を持ってやまなくなる。
学校の友達がいうように偶然、目撃してしまった両親の行為にショックを受けるような感覚は少なくとも麻痺していたのだと思う。

中学生になった僕はその最も身近な両親の行為を観察してやろうと企てたのだ。
二つの部屋を繋ぐ、開かずの引戸をほんの少し予め開いておいて、二段ベッドの梯子を立て掛けて覗き込む。



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