この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
僕が大きな女の子を好きになった理由
第11章 待ち合わせ2-2
中学を卒業して3年目。
僕は由美が待つ場所まで、向かっていた。

一昨年、一時帰国した由美と再会し、変わらぬ愛を確かめた。
遠く離れ離れになったけど、手紙はずっと出し合っていた。

今のように便利なメールが無かった分、愛情は深まり、育ってくれたようだ。
その証拠に、2年ぶりのキスの味は格別だったから。

別れを告げたあの日。
泣きじゃくる僕に由美から、唇を重ねてくれた。

鼻水が混じった僕の涙の味はしょっぱく、由美にとって流行歌のようなレモン味ではなかったけど。
凄く、凄く・・・嬉しかった・・・らしい。

僕も同じだったから。

とても短い時間だったけど、触れ合っていた感触は僕には永遠に思えたのだ。
だから、2年ぶりの、涙の無いキスはとても・・・。

その余韻を頼りに、僕達は2年を過ごすことができたのだ。
そして今、僕達は再会する。

/30ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ