この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
僕が大きな女の子を好きになった理由
第3章 雨の日の体育館で
「えっ・・・・?」
とぼける声を出す、山田。
本当に、コイツの考えていることは僕には想像もつかない。
同じ歳なのに、いつも突拍子もつかないことを言いだす。
バスケ部のキャプテン。
成績も優秀。
顔も、そこそこ。
女子にもモテる・・・かな?
本人は何故か、不器用で。
いまだに彼女なし。
でも、好きな女の子はいる。
下のフロアでバレー部の本山さん。
小さくて、可愛い。
山田好みの大きな瞳の女の子だ。
「ラブレター渡す時ってさぁ・・・」
自信満々で僕達に演説する割には、告白歴無し。
いわば、ヘタレだ。
でも、僕は山田が好きだ。
おバカでも、コイツのバカ話には頷ける面がある。
だから。
僕は、迷ってるんだ。
僕の大好きな、あの子。
吉川由美に、告白することを。
僕も手すりにもたれながら、呟いた。
「かーいー(可愛い)なぁ・・・」
とぼける声を出す、山田。
本当に、コイツの考えていることは僕には想像もつかない。
同じ歳なのに、いつも突拍子もつかないことを言いだす。
バスケ部のキャプテン。
成績も優秀。
顔も、そこそこ。
女子にもモテる・・・かな?
本人は何故か、不器用で。
いまだに彼女なし。
でも、好きな女の子はいる。
下のフロアでバレー部の本山さん。
小さくて、可愛い。
山田好みの大きな瞳の女の子だ。
「ラブレター渡す時ってさぁ・・・」
自信満々で僕達に演説する割には、告白歴無し。
いわば、ヘタレだ。
でも、僕は山田が好きだ。
おバカでも、コイツのバカ話には頷ける面がある。
だから。
僕は、迷ってるんだ。
僕の大好きな、あの子。
吉川由美に、告白することを。
僕も手すりにもたれながら、呟いた。
「かーいー(可愛い)なぁ・・・」