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僕が大きな女の子を好きになった理由
第5章 告白
山田は僕に言った。
得意なドヤ顔で。
「ん・・・て、差し出すんだよ、ラブレターは・・・」
「恥ずかしさの中に、演出された男の純情なのさ・・・」
「そして、走って彼女の気を引いてさ・・・」
「こけるんだよ、ヘッドスライディングで・・・・」
「これで彼女の心は鷲づかみ、胸キュンさ・・・・」
部活の帰り道。
色んなクラブの奴らと一緒に歩きながら、バカな話をダラダラと。
その中でも山田の話はひと際、みんなの関心をひいた。
あり得ないと分かっていても、引き込まれてしまう。
最後は爆笑で終わる程度の、おバカな内容。
でも僕は、その告白する話は好きで、妙に記憶に残っていたんだ。
だから。
吉川さんに告白する時に、思い切って使ってみようと思った。
得意なドヤ顔で。
「ん・・・て、差し出すんだよ、ラブレターは・・・」
「恥ずかしさの中に、演出された男の純情なのさ・・・」
「そして、走って彼女の気を引いてさ・・・」
「こけるんだよ、ヘッドスライディングで・・・・」
「これで彼女の心は鷲づかみ、胸キュンさ・・・・」
部活の帰り道。
色んなクラブの奴らと一緒に歩きながら、バカな話をダラダラと。
その中でも山田の話はひと際、みんなの関心をひいた。
あり得ないと分かっていても、引き込まれてしまう。
最後は爆笑で終わる程度の、おバカな内容。
でも僕は、その告白する話は好きで、妙に記憶に残っていたんだ。
だから。
吉川さんに告白する時に、思い切って使ってみようと思った。