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妄想完全犯罪
第2章 調教開始
二人はしゃがみ込んで動けなくなります。

買った物と服を持ってフロントで部屋の鍵を受け取ってエレベーターに乗り込み「早く来い、行くぞ」と声をかけても動けないでいます。
エレベーターの扉を閉めて部屋の有る4階に向かい中に入り鍵を掛けてしまいます。

服も着ないで外に逃げる訳にもいかず、かといってその無様な姿を晒して歩く事も出来ずに二人は途方にくれている筈です

暫くすると「綾子です開けてください」と必死にドアを叩く音がします。

「随分遅かったな、そんなにゆっくしていたいなら暫くそこで裸を晒していろ」と冷たく言い放ちます。

「また誰か来るかも知れませんし、それに永い時間外に裸で居たのでトイレに行きたくなって」

「永い時間外に居たのはお前らの意志で居たんで私は早く行こうと言った筈だ、まぁそんな所で小便を漏らされては臭くてホテルも迷惑だろうから入れてやる」

二人は部屋に入って中を見回してトイレを探して見付けますがそこは中が丸見えで周りに壁も何も有りません。

「あれ?トイレに行きたかったのではないのか?」

そう言われてもこんな丸見えのトイレには入ったことが無いので躊躇しています。

「まぁしたく無いのなら良いがその辺に垂れ流すのは勘弁してくれよ、それではこの部屋の設備と買って来た物を試してみるか?先ず検診台の前にカメラをセットしろ」
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