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第3章 リモート調教

「やはりそうか、またまた勝手に楽な方へ楽な方へと流れて涼子は万引きに走り、綾子はその尻拭いをする生活に戻りたいと言うことだな、お前達は変わるんじゃなかったのか？」

「済みません、また忘れて仕舞いました」

「忘れたらどうすれば良いんんだった？」

綾子は何とも答えられずずに
只うなだれています。

「自分から変わると言ったんじゃなかったのか？こんなことでは誰かが常に監視している刑務所にでも入らないと変われないか？」と言われて綾子もはたと気が付いた様で泣き出してしまいます。

「済みません、私達はまた悪い方向に行き始めてしまっていたみたいです」

「誰かに強制されてやっているから、楽な方に流れて仕舞う、常に忘れずに自分から辛い事をしなくては直らない」

「済みませんでした涼子が学校から戻りましたらちゃんとしてご連絡します」

「私に謝る事はない、自分達がどうしたいかだ、二人で良く話し合って電話して来い」と言って電話を切ります。

夕方に綾子からビデオ通話が掛かってきます。

「先ほどは済みませんでした、これから心を入れかえて遣ります」と二人並んで頭を下げます。

「さっきも言ったが私に謝る必要は無い、お前達がどうしたいかだ」