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not erotic love stories
第37章 おきにいりの「ばしょ」:雨宿り(第5話)虹の贈り物
おとうさんは、「てんごく」という、ところにいったと、いいました。
『いつ、かえってくるの?』
『いいこ、にしてたら、かえってくるよ』
『ボク、いいこ、だもん!』
サトシ君の「め」をみつめて、おとうさんは、あたまをなでていいました。
『ああ、そうだな・・・。サトシはいいこ、だ。だから、きっとかえってくるよ』
おとうさんは、そういいましたが、いちども、「おかあさん」は、かえってきません。
『いつ、かえってくるの?』
『いいこ、にしてたら、かえってくるよ』
『ボク、いいこ、だもん!』
サトシ君の「め」をみつめて、おとうさんは、あたまをなでていいました。
『ああ、そうだな・・・。サトシはいいこ、だ。だから、きっとかえってくるよ』
おとうさんは、そういいましたが、いちども、「おかあさん」は、かえってきません。