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not erotic love stories
第87章 背の低い男の子は嫌いですか?:私が小さな男の子
それと。
前置きが長くなったけど。

あの日の体育館で。
練習していたら。

弾んだボールが二階の卓球部のエリアに。
とりに行った私が目にしたものは。

壮絶なラリー。
緑の台の上を、白いピンポン玉が高速で往復していた。

間近で見る、初めての卓球シーンだった。
ネットすれすれの打球が台の端を通ったかと思うと、赤いラバーが弾き返す。

見た目に決まったと思った瞬間、逆方向に打ち返している。
何回も続いた後、大きい方の男の脇をボールがすり抜けた。

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