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not erotic love stories
第96章 やっぱりバカだ、こいつ:私が小さな男の子を好きになった理由
夫が戻ってくる間、私は封筒の手紙を読んでいた。
「今日は結婚記念日じゃなく、僕が告白した日から10年目の記念日です」
その1行を読んで、私の胸はドクンと脈打った。

「あの日、由美ちゃんを胸キュンさせたくて、一生懸命リハーサルまでしたけど、何だか格好、悪かったよね」
あの時の夫のサル顔と、鼻の絆創膏が思い出された。

「今日は、そのリベンジ。地面は危ないからプールにしました。見ててね、由美ちゃん」
封筒を握りしめて見つめていた、夫のパフォーマンスを思い出すと笑えた。
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