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not erotic love stories
第96章 やっぱりバカだ、こいつ:私が小さな男の子を好きになった理由
足はガニ又で、飛び込むというか、水面に身体を打ちつけていた。
案の定、もどってきた身体は真っ赤に腫れていた。

クスクス笑う私を、頭を掻きながら見つめている夫が、堪らなく愛おしかった。
バカだ、こいつ・・・。

そう、思いながら悔しいほど、好きだと思った。
私は過去のおバカな男子に向かって、恨みの言葉を思い浮かべていた。

「おのれ、山田めぇ・・・」
10年目の男子のパフォーマンスが、私には嬉しかった。

同時に、しみじみ思うのだった。
本当に、男はバカだ・・・と。
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