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not erotic love stories
第121章 彼女のつぶやき:赤石君が園田さんに恋した理由
「な、何でもない・・・何でも・・・」
慌てて、折り曲げた両手を振る彼女の仕草が、凄く可愛く感じた。

「ち、ちょっと・・・だけ・・・」
途切れた言葉の続きが気になって、僕は問いただした。

「本当に・・・良かったら・・・教えてほしい・・・」
切実そうな声だったのかもしれない。

園田さんは僕の真剣な表情(そう、見えていたのかな?)に負けて、ポツリと呟いた。

「だって・・・わたし・・・ブスだから・・・」
呟きが終わらないうちに、無意識に僕は叫んでいた。

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