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not erotic love stories
第122章 自転車の御姫様:赤石君が園田さんに恋した理由
キキッと、自転車が校門の前で止まった。
園田さんの長い足が黒色の制服、プリーツのスカートからニョキっと出ていた。
その白い肌が僕には眩しくて、目をそらしながらも残像を追っていた。
園田さんの乗る自転車はレトロ過ぎて、およそ女子中学生の可憐さには程遠く、オバサンみたいで野暮ったかった。
でも、僕には。
僕だけの魅力が、独り占めできそうで嬉しかったんだ。
田舎の美少女。
園田さんにピッタリのネーミングだ。
彼女を独占できるなら。
全然、OK。
他の男子に、その魅力を気づかせられなければ。
僕は大満足だった。
園田さんの長い足が黒色の制服、プリーツのスカートからニョキっと出ていた。
その白い肌が僕には眩しくて、目をそらしながらも残像を追っていた。
園田さんの乗る自転車はレトロ過ぎて、およそ女子中学生の可憐さには程遠く、オバサンみたいで野暮ったかった。
でも、僕には。
僕だけの魅力が、独り占めできそうで嬉しかったんだ。
田舎の美少女。
園田さんにピッタリのネーミングだ。
彼女を独占できるなら。
全然、OK。
他の男子に、その魅力を気づかせられなければ。
僕は大満足だった。