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not erotic love stories
第122章 自転車の御姫様:赤石君が園田さんに恋した理由
でも、ヤツ・・・。
山田は、抜け目なく見破っていた。

いつもの体育館の二階。
西島と、山田、そして、僕。

三人で手すりにもたれながら。
ダラダラと。

二年生の迷惑そうな視線を気にしながら。
今日も、三人で引退後のヌルイ部活を楽しんでいた。

今日はさすがに。
吉川さんも、本山さんもいない。

それでも、西島と山田は。
僕と一緒にたむろしていた。

それは、僕のためでもあった。
今度こそ、園田さんに告白しようと。

僕、赤石が決心したからだった。

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