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僕と彼女の週末
第16章 20:50 秘事
距離を見誤って、鼻先が千夏ちゃんの脇に触れてしまった。たったそれだけでドキドキと心臓が高鳴る。

ペロペロペロと子犬みたいにベロを動かして、くすぐるみたいに千夏ちゃんの汗を舐め取っていく。

性器でも性感帯でもないのに、僕は虜になるくらい舐め続けていた。

「んんー……」

さすがにくすぐったかったのか、千夏ちゃんが脇を下ろして体を捩ろうとした。
でも僕は、二の腕をギュッとソファに押えつけて、千夏ちゃんが寝返りをうつのを力づくで阻止してしまった。
こんなことしたのは生まれて初めてだった。


家でシャワーを浴びたからってそのまま寝てしまったのは、僕に匂いを嗅がせるためだったのかな?

脇腹から二の腕までを、ベロリと舐めあげる。

「ありがと…千夏ちゃん」

はぁ…はぁ…はぁ…
息が千夏ちゃんに吹きかかる。

「幸せ…僕……すごく幸せだよ…」

フワフワな乳首に顔をこすりつけた。
時々当たってるのが分かる。


僕がつい手を離したすきに、千夏ちゃんが背もたれ側に向って寝返りをうってしまった。

少し背中を丸めてむこうを向いたので、乳首もおヘソも脇の下もオアズケとなったが、僕の目はすぐに次の獲物を見つけた。

ズボン越しでも分かる、まん丸のお尻。

尾骶骨の近くのホクロをいつもの何倍も堪能しようと心に決めた。
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