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僕と彼女の週末
第18章 0:20 後始末
ゴクリと生唾を飲み込んだ音すら大きく響いたように聞こえた。


千夏ちゃんは眠ってる。


今夜一晩だけで、僕は何度その確認をしたんだろう。コソコソしなきゃいけない罪をどれだけ犯したのか。

間違いなく、一生忘れられない夜になった。
倫理観の蓋が開いた僕の中から、止め処無い欲望が溢れ出た。


大丈夫。スマホの中身は見られていない。
きっと大丈夫だ。
たまたま落ちただけ。


静かに戸を締めてキッチンに戻る。

もう一度だけ…と、例の画像をもう一度開いた。
やっぱりちんこがズクッと疼く。

そしてパスコードを変えた。


ご飯の炊きあがる時間をセットして、朝のアラームをセットしてから、部屋の電気を消した。


真っ暗の中で光る画面。


寝る前にもう一度だけ…

ソファの横に座って、すべての画像と音無しの動画を見返した。


ほんの数時間後には、またここをいっぱい舐めれるんだな…


半立ちなのに脈打つように疼く。


画像を閉じて、目を閉じて、真っ暗な世界になっても、濃いピンクに色づいた魅惑の塊の残像が浮かんでくる。


ふぅぅぅぅ…

細くゆっくりと息を吐く。
もう一度、ゆっくりとできるだけ長く。



裸で眠ってる千夏ちゃんの隣で、僕は大人しく眠りについた。
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