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僕と彼女の週末
第4章 23:20 ビール
23:20
もう千夏ちゃんは寝ちゃったみたいだ。
ベッドを置いている部屋も薄明かりになっている。
5センチだけ開いていた戸を閉めて、僕は冷蔵庫へ向かった。
音を立てないように、そーっと……プシュッ
ビールを開けて口に運んだ。
一気に三分の一くらいを飲み込んで、ふぅぅっと息を吐き出す。
「ずるいぞっ!」
「うわぁっ」
僕のTシャツを着た千夏ちゃんがニコニコしながら近づいてきた。
「私もー」
「あるよ」
冷蔵庫を開けようとする僕の手を止めて、あーんと口を開けた。
「これでいいの?」
うんと頷く千夏ちゃん。
両手は僕の腰を掴んでいる。
零さないように、そっと千夏ちゃんの口にビールを注ぐ。
コクンと飲み込んで、また口を開けたので、その首筋に見とれながらビールをあげた。
口元からその首へとビールが溢れてしまった瞬間、僕は千夏ちゃんの了承も得ずにその首筋に唇を当ててしまったんだ。
「んっ…」
千夏ちゃんの色っぽい反応に、一瞬で我に返ったけど、つい調子に乗ってしまった。決して跡は残さないように自分を抑えながら、チュッチュッと吸いつく。
(せっかくキレイに洗ったのに…)
僕の唾液で濡れた千夏ちゃんの首に噛みつきそうな勢いでお願いする。
「千夏ちゃん…したい。……ね?しよう…」
もう千夏ちゃんは寝ちゃったみたいだ。
ベッドを置いている部屋も薄明かりになっている。
5センチだけ開いていた戸を閉めて、僕は冷蔵庫へ向かった。
音を立てないように、そーっと……プシュッ
ビールを開けて口に運んだ。
一気に三分の一くらいを飲み込んで、ふぅぅっと息を吐き出す。
「ずるいぞっ!」
「うわぁっ」
僕のTシャツを着た千夏ちゃんがニコニコしながら近づいてきた。
「私もー」
「あるよ」
冷蔵庫を開けようとする僕の手を止めて、あーんと口を開けた。
「これでいいの?」
うんと頷く千夏ちゃん。
両手は僕の腰を掴んでいる。
零さないように、そっと千夏ちゃんの口にビールを注ぐ。
コクンと飲み込んで、また口を開けたので、その首筋に見とれながらビールをあげた。
口元からその首へとビールが溢れてしまった瞬間、僕は千夏ちゃんの了承も得ずにその首筋に唇を当ててしまったんだ。
「んっ…」
千夏ちゃんの色っぽい反応に、一瞬で我に返ったけど、つい調子に乗ってしまった。決して跡は残さないように自分を抑えながら、チュッチュッと吸いつく。
(せっかくキレイに洗ったのに…)
僕の唾液で濡れた千夏ちゃんの首に噛みつきそうな勢いでお願いする。
「千夏ちゃん…したい。……ね?しよう…」