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僕と彼女の週末
第4章 23:20 ビール
「そういう気分じゃないって言ったでしょ?」
ふいっと体が離れていく。
僕の手には少し温くなった水滴まみれの缶だけが残った。
ふんー……
鼻から大きく息を吐いた。
ため息、か。
缶を一気に空にして、すすいでからゴミ箱に捨てた。
(このまま隣に寝たら、性欲魔人みたいに襲っちゃいそうだな)
暗い部屋の中でスマホをいじる。
単純な落ちもの系のパズルゲームをして、意識をべつのところに向けるといきり立ってたちんこもいつの間にかリラックスしていた。
(よし、もう寝よう)
ベッドに向かう途中、千夏ちゃんが肩に掛けてたストールがハンガーから落ちてるのに気づいた。
拾って整えて…千夏ちゃんの香りが鼻の奥を擽る。擽る?いや脳髄をビンタした。で、連鎖反応で結局ちんこがたつ。
(やばいなぁ…まじで)
諦めてベッドに座る。
背を向けて眠る千夏ちゃんに、僕も背を向けて目を閉じた。
規則正しい寝息。本当に寝てるんだな。
そのリズムに合わせて僕も呼吸をする。
到底眠れる気がしないけど…
千夏ちゃんがいてくれるだけで、僕は幸せだ。
半立ちのまま、千夏ちゃんの呼吸に集中した。千夏ちゃんが吐いた空気を体内に取り込みたいんだ。
頭の中では千夏ちゃんの裸体を思い出していた。
ふいっと体が離れていく。
僕の手には少し温くなった水滴まみれの缶だけが残った。
ふんー……
鼻から大きく息を吐いた。
ため息、か。
缶を一気に空にして、すすいでからゴミ箱に捨てた。
(このまま隣に寝たら、性欲魔人みたいに襲っちゃいそうだな)
暗い部屋の中でスマホをいじる。
単純な落ちもの系のパズルゲームをして、意識をべつのところに向けるといきり立ってたちんこもいつの間にかリラックスしていた。
(よし、もう寝よう)
ベッドに向かう途中、千夏ちゃんが肩に掛けてたストールがハンガーから落ちてるのに気づいた。
拾って整えて…千夏ちゃんの香りが鼻の奥を擽る。擽る?いや脳髄をビンタした。で、連鎖反応で結局ちんこがたつ。
(やばいなぁ…まじで)
諦めてベッドに座る。
背を向けて眠る千夏ちゃんに、僕も背を向けて目を閉じた。
規則正しい寝息。本当に寝てるんだな。
そのリズムに合わせて僕も呼吸をする。
到底眠れる気がしないけど…
千夏ちゃんがいてくれるだけで、僕は幸せだ。
半立ちのまま、千夏ちゃんの呼吸に集中した。千夏ちゃんが吐いた空気を体内に取り込みたいんだ。
頭の中では千夏ちゃんの裸体を思い出していた。