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僕と彼女の週末
第14章 16:30 距離
一旦0まで近づいてしまったからか、離れているのが寂しくて仕方がない体になっちゃってる。
千夏ちゃんからのメッセージはあれ以降一切こない。
僕のそういう千夏ちゃんに弱い部分を見抜いてるんだろう。いつだってちょっとだけ意地悪でそっけないんだ。
ふと顔を上げると、改札の向こうに千夏ちゃんっぽい姿をみつけた。
「え?!」
(え?え?え?まだ電車も来てないのに、あれ?)
改札から出てきた人とぶつかりかけて見失ってしまった。
「あれっ?」
人の出入りが落ち着いている改札に近づいて、千夏ちゃんの姿を探す。
(気のせいだったのかな…)
「どこ見てんの?!」
後ろから肩をポンと叩かれて、振り返る。
「千夏ちゃぁん」
千夏ちゃんを目の前にして、顔がフニャフニャになってるのは自覚してる。
「はいはい」
ほっぺたをペチペチと軽く叩かれて、僕は自分自身に驚いた。さっき完全に落ち着いたはずのちんこが、ギン勃ちしていたからだ。
「あっっ…と、そのっ、おかえり」
「ただいま。これ重たいから」
パッと渡された大きめのバッグ。
そんな重さなんて気にもならないワクワクな軽い足取りで家に向かう。
千夏ちゃんからのメッセージはあれ以降一切こない。
僕のそういう千夏ちゃんに弱い部分を見抜いてるんだろう。いつだってちょっとだけ意地悪でそっけないんだ。
ふと顔を上げると、改札の向こうに千夏ちゃんっぽい姿をみつけた。
「え?!」
(え?え?え?まだ電車も来てないのに、あれ?)
改札から出てきた人とぶつかりかけて見失ってしまった。
「あれっ?」
人の出入りが落ち着いている改札に近づいて、千夏ちゃんの姿を探す。
(気のせいだったのかな…)
「どこ見てんの?!」
後ろから肩をポンと叩かれて、振り返る。
「千夏ちゃぁん」
千夏ちゃんを目の前にして、顔がフニャフニャになってるのは自覚してる。
「はいはい」
ほっぺたをペチペチと軽く叩かれて、僕は自分自身に驚いた。さっき完全に落ち着いたはずのちんこが、ギン勃ちしていたからだ。
「あっっ…と、そのっ、おかえり」
「ただいま。これ重たいから」
パッと渡された大きめのバッグ。
そんな重さなんて気にもならないワクワクな軽い足取りで家に向かう。