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雨の降る夜は傍にいて…
第5章 秋冷え…
 61 熱い夜 ④

「はぁ、はぁ、はぁぁぁ…」

「もうイッちゃったのか…」
 浩司は、息を荒げてうつ伏せになったわたしにそう呟いてきた。

「はぁ、はぁ、はぁ…」
 息を荒げながら頷く。

「そうか…、だけど、まだまだ…だ」
 
 えっ…

 彼はそう呟いたかと思うと、うつ伏せのわたしの背中に、背筋に沿って舌先を這わせてきたのである。

「あっ、んんっ」
 思わず喘ぎ声を漏らし、身震いしてしまう。
 背中に快感の電流が走る。
 そして背筋に舌先を這わしながらゆっくりと、そのままお尻の方へと這わしてきたのだ。

「はぁ、ん、ぁぁ…」
 その舌先はそのまま尻の谷間に割り込んできて、なんと尻の菊門を舐めてきたのである。

「あんっ、い、いやっ、んっ」
 初めての快感に全身を震わせ、身悶えしてしまう。

「やっ、ダメよ、そこはっ、はぁん…」
 言葉に反して快感が強かった。
 
「はうっ、ううっ」
 そして舌先で菊門を舐め、指先を再びアソコに挿入れてきたのである。
 あまりの快感に大きく身震いをし、身悶えしながら喘いでしまった。

「はぁぁぁん、ぬぁぁ…」
 初めての快感に心まで震えてしまう。

 わたしはうつ伏せになりながら、喘ぎ、シーツを掴み、淫れる。

 ヌチャ、ヌチャ、ヌチャ…

 指先が激しく出入りをし、その指先の出入りと共に、いやらしい、淫靡な、湿った音がしてくる。
 そしてその音の回数毎に快感が子宮を疼かせてきていた。

「はぁぁ、こ、こうじぃ…」

 堪らない快感であった、そしてこんなぐちゃぐちゃな快感こそが、わたしが求めていた快感ともいえるのだ…

「凄いよゆり、びしょびしょだ…」

「ああん、いや…」

 全然イヤではなかった…

 喜悦の、いや、愉悦の、いや、なのであったのだ…
 
 そして浩司は間髪を入れてはくれなかった。
 そのままお尻を掴み、グイっと、バックの体位で挿入れてきたのである。

「はうあっ、っんっ」 

 わたしは愉悦の喘ぎを上げ、快感に背中をのけ反らしてしまう。

 バックという体位…

 まるで、犯されている様で大好きなのである…

 そして、浩司の怒張がガンガンと当たり、奥を突いてくる…

 それが更に激しい快感を生んでくるのだ。







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