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雨の降る夜は傍にいて…
第6章 小夜時雨(さよしぐれ)…
45 出会いサイト
浩司という存在感の喪失感と虚無感の弊害といえる寝不足、自律神経の昂ぶり等は辛かったのだ。
そしてその自律神経の昂ぶりイコール
セックスで、浩司に抱かれて、解消する…という図式が今迄成り立っていた。
だが、それが適わぬ今、わたしはとうとう思考が狂ってしまったのである…
それは…
当時、全盛期となっていた
『出会いサイト』…
その出会いサイトを利用しての男漁りをするという想いの思考であった。
だが、まがりなりにもわたしは高校教師であり、一応、ある程度、県内では名前と顔の売れたバスケット指導者であったのだ、だから、とても県内でそんな行為は出来ないのである。
そこでわたしは都内へと出掛けたのであった。
わたしの住んでいる県は都内までは在来線利用で約1時間、新幹線利用ならば僅か30分位で行けるのである。
ある春、浩司と別れて約5ヶ月という月日が過ぎ、そしてお酒に逃げ、自慰行為に逃げた挙げ句、どうにもならない、収まりようのないこのカラダと心と自律神経の昂ぶりと疼きに堪えかねていたわたしは、春の関東大会予選での快勝といえる優勝を決めた夜に、ついにその『出会いサイト』作戦を実行する事にしたのであった。
そして直ぐにわたしの希望の条件を見つけメールすると、5分と待たずに返信が来たのだ。
そして数回のメールのやり取りをし、待ち合わせの約束を交わした。
だが…
浩司という存在感の喪失感と虚無感の弊害といえる寝不足、自律神経の昂ぶり等は辛かったのだ。
そしてその自律神経の昂ぶりイコール
セックスで、浩司に抱かれて、解消する…という図式が今迄成り立っていた。
だが、それが適わぬ今、わたしはとうとう思考が狂ってしまったのである…
それは…
当時、全盛期となっていた
『出会いサイト』…
その出会いサイトを利用しての男漁りをするという想いの思考であった。
だが、まがりなりにもわたしは高校教師であり、一応、ある程度、県内では名前と顔の売れたバスケット指導者であったのだ、だから、とても県内でそんな行為は出来ないのである。
そこでわたしは都内へと出掛けたのであった。
わたしの住んでいる県は都内までは在来線利用で約1時間、新幹線利用ならば僅か30分位で行けるのである。
ある春、浩司と別れて約5ヶ月という月日が過ぎ、そしてお酒に逃げ、自慰行為に逃げた挙げ句、どうにもならない、収まりようのないこのカラダと心と自律神経の昂ぶりと疼きに堪えかねていたわたしは、春の関東大会予選での快勝といえる優勝を決めた夜に、ついにその『出会いサイト』作戦を実行する事にしたのであった。
そして直ぐにわたしの希望の条件を見つけメールすると、5分と待たずに返信が来たのだ。
そして数回のメールのやり取りをし、待ち合わせの約束を交わした。
だが…